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☆ GM管用昇圧回路を利用した 車用防錆装置の実験(その2) ☆



今回は、デミオに設置する為の本番防錆装置の作成とテストをおこなった。
作成しても効果が見込めない場合,そのままボツネタにします。


今回は、車載を考慮しDC12Vにて動作するように設計し、消費電流は40mA程度に抑えてあります。
チャージ電圧は、600V結構シビアにロックさせてあります。
バッテリー電圧が12V以下に下がった場合高圧発生は停止しバッテリー保護操作、又出力電圧が400V以下に下がった場合、出力の短略やデバイスの故障を察し出力停止。(すべてプログラム対応にて)
以上の保護と動作電圧の変更でテストいたします。

GM管用昇圧基板
前回と同じ様に釘を磨き上げ釘の先端に負極を半田付けを行い、正極はワッシャーに半田付けしビニールテープを絶縁体として釘の頭に設置、ホットメルトで防水いたしました。
(直接の導通はりません。一種のコンデンサ状態です)

もちろん錆びが無くきれいな状態です。

GM管用昇圧回路防錆サンプル
釘の先。

きれいです。
GM管用昇圧回路防錆サンプル2
テスト中。
この状態で4日間放置です〜。
電圧は600Vでロック。
GM管用昇圧回路防錆テスト
4日後開けて見ました。
電圧は600Vでロック、正常です。
M管用昇圧回路防錆テスト2
上の釘は、錆びが結構できています。
電圧を掛けていた下の釘も多少、錆びが浮いています。
ただし、上の釘は触って見ると釘の肌に凹凸が感じられる深い錆び?
下の釘の赤錆びは水でこするとすぐ取れて非常に薄い感じがします。(水洗いでかなり取れる感じ)

多分車のボディーが錆び始める時は塗装表面の小さな点のような穴から水分が浸透し、わずかな錆びとなりそれが育つのでしょう。
電荷を与えることでその小さな穴(もしかするとμ単位?)から入る水分に対し錆びがおきにくい状態を作れるのでしょう。
もうすでに赤錆だらけのボディーでは効果はあまり見込めない気がしますが、錆びの出ていない、ボディーに対しては、予防効果はあると思われます。

塗装の薄い軽自動車等には、かなり有効な機器のような気がすます。

M管用昇圧回路防錆テスト結果
釘の先。
M管用昇圧回路防錆テスト2
 M管用昇圧回路防錆テスト3
手軽に400Vの高圧を発生できる基板キットです。

入手はこちらから可能です。
昇圧キット
車載用に機能追加したユニットです。
高圧400V出力と550V出力から選択可能です。

入手はこちらから可能です。
防錆装置


今回作成した防錆装置は、まだ錆びの発生のないデミオに装着予定です。
回路的にも、これで問題ないでしょう。
装着に対しても効果的な設置方法がありますので、後日装着時のレポートを掲載いたします。
錆びが心配な方は試してみては?

結構、性能を左右する要素としてダイオードが鍵を握ります。
耐圧を満足するのが最低限の条件ですが、リカバリータイムの早いものを選択することは非常に重要です。
(ショットキーバリアダイオード、スイッチングダイオードなど)
回路上1N4007が記載されているが、UF2010や10ESL4等に変更すると性能が格段に改善できます。

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エリアモニタの製作へリンク


 参考回路図(車載防錆装置回路)
防錆装置回路図

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