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☆ ガイガーカウンター入手 ☆


311以降放射線が自分の近辺でどれくらいなのか確かめたくて、、、
行政の情報は信用できないから、線量計を作成したけれど作成物の精度も気になったので、買いました。SOEKS 01M。


こんなぱケージです。
ロシア製のパッケージングとマニュアルはシンプル。
何が書いてあるか良くわからん。
SOEKS
わからなくてもいじればなんとなく動きました。
早速、家の中で測定。
0.12uSの表示、高くないかと思って調べたら、この機種低めの線量の場合、多少高く表示されるようで、いろいろ修正すると0.12で0.06〜0.08程度のようでした。(行政で開示している線量はこのあたりでは大体0.06uS程度のため合っているか)

サンプル 画面
電源は単4電池2本を使用しますが、異常に電池の持ちが悪い事に気づき測定して見ました。
なんと80mA流れているではないですか。
電源を入れっぱなしだと半日持ちません。
見ていると電源を入れて、オープニング画面が表示され実際に測定するとき(GM管の高圧を加えるとき)一瞬倍近い電流が流れ、それに耐え切れないと落ちます。
電池の容量から計算するともっと持つはずですが、起動でひっかっかり使用できないため、半日持ちません。

もっと驚いたことに電源OFF時、0.33mAの電流が流れます。
電池を入れておくだけで、0.33mAですので長期保管は必ず電池をぬいておく事をお勧めいたします。
電流測定
テスト線量源としてマントル(EPIgasのL-2006)とウランガラスビーズを使用しています。
テスト 線量
SOEKS 01M β+Γ線の感度がありますので、線種を正確に計測するためには、β線をカットするフィルターが必要となります。
写真のアルミ製のボックスがフィルターです。
2mmのアルミ板を切り出しボックス状に張り合わせ作成いたしました。
サンプル
マントルの上に直接カウンターを置いた場合。
17uSを表示したまま動きません。
テスト
フィルターボックス装着にて測定した場合。
1.91uSまで下がりました。
実質のΓ線の線量となります。
17−1.91=15.09uSがβ線量となります。

このマントルの線量内訳は、
ベータ線----15.09uS
ガンマ線----1.91uS
テスト
ウランガラスビーズは0.87uSを表示。
テスト
β線フィルターボックスを装着すると0.12uS、これはバックグラウンド値のためウランガラスの放射線はガンマ線をほとんど含んでいないようです。
テスト
実際にSOEKSと自作線量計(秋月で買ったS6775使用)の計測例ですが、
SOEKS----0.12
自作線量計----0.129

ほぼ同程度の値を示しているためこれでよしとしましょう。

インターネットから集めた線量情報でテスト用マントル等を使用し、あわせこみを行ったのですが結構理論値でいい値が出るものなのですね!

比較


とりあえず、ある程度信じられる線量計を2台所有できたので、これでよしとしよう。
以上でした。


※このページの情報を元にして生じた損害について当方は一切関知しませんので自己責任でお願いします。 

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