GM管、高圧回路、線量計を作成して来ましたが、いまだガイガーカウンターを作成していませんでした。
そろそろ作成してみようと言う事で、企画して見ました。 どうせなら他であまり見かけないものにしようと、形と機能をちょっと工夫、下記仕様といたしました。 1.GPS機能により線量マッピングが可能なこと。 2.もちろんメモリー搭載。 3.手軽にサーベイができるように、なるべく正確なデータを短時間で計測できるように。 4.PC連携が可能なインターフェース(USB接続可) 5.3WAY電源可(100V、電池、車載12V) 6.かっこいい? 7.使いやすい。 8.なるべく多機能。 9.多少でかくても良い。 |
初めてガイガーカウンターを作成いたしましたが、大きい以外は良くできたと思っています。
カウンターについても、それぞれの管カウントで6000カウント/S程度で有れば、データを落とさず正確にカウント可能です。(ココまでのスペックはほんとは必要ない。) SMB−20のリカバリータイムは190μSほどある為、5300位がMAXそのほかの負要因があるため、5000も必要ない。 今回はGM管3本の為15000カウント/S、カウンター3つが独立で動作している為、余裕である。 但し、そのような恐ろしい放射線の場所でほんとに半導体が正常に動作するかは、不明である。 GPSは、手持ちのハンディーナビよりも性能が良いのには驚いた。でも電気の大食いである。 GM管をむき出しにするのは、気が引けたが製品のようにプラスチックや、金属でガイドしていると、実際なにをどのように計測しているのかよくわからなくなってしまうことは,避けられるような気がする。 GM管を基板に取り付けた場合β線の基板側からの感度はかなり削られるそれがいやでした。 GM管を3本にした事のメリットとして、計測時間の短縮と、正確さ(安定性)に貢献していると思われます。 私はSOEKS 01M CLバージョンを所有していますが、テスト用放射線で確認したところ安定性が段違いでした。SOEKSもCLバージョンでは、平均を採用しており以前のバージョンよりはふらつきがおさえられておりますが、それでもおかしなふらつきが時々あります。(いきなり高い値を示したり下がったり。) 今回作成したガイガーカウンターは、数値に変な補正をしていないにもかかわらず、せわしない数値の上下があまりありません。 又、設定にもよりますが20〜30秒程度でかなり信用できる値をはじき出してくれます。 明らかに、時間当たりのサンプル数の多さは、確度を増してくれています。 現状でも十分に線量マップ作成用用途として使用できますが最終、車で移動するだけで十分正確な値をはじき出したい為、GM管10本までテストしようと考えています。 その際現状のハードで対応可能だと思われます。 ※近々にCPMからシーベルトへ正確に変換する曲線を擬似作成するつもりです。(現状簡易的にCPM*0.0022を掛けて計算しております(GM管3本時)。低線量で高めに出てしまうのは仕方ないことでしょう。) 以上 エリアモニタ(ガイガーカウンタサーバ)の製作へリンク |
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