☆ 中国製激安レーザー加工機入手(その3) ☆



その2で紹介した位置合せ用のレーザーポインターの件ですが、ミラーの戻し忘れで何度もミラーにレーザーを浴びせてしまった為、電動で動作するタイプに作り直しすることにしました。


 
これが変更前の手動式のレーザーポインター図です。
ミラーの中央より少し下にレーザーを誤って当てた痕が残っています。

レーザー加工機手動ガイド
完全に作り直しで電動にいたしました。
RC用のサーボを使う予定でしたがあまりに大げさすぎるので、転がっていた減速付のモーターで代用いたしました。
適当なモーターを使用したため、コントロール基板が大きくなりましたがコストは非常に安く出来ました。


モーター部と制御部をラジコン用サーボモーターと専用のコントローラーを使用すると駆動部が簡単に作成できます。

動作動画はこちら
レーザー加工機電動ガイド

上記の動作機構を簡単に制御できるユニットが写真のユニットです。
RC用のサーボモーターを制御いたします。
下記のコントロール基板と同程度の働きをします。

こちらより入手が可能です。
サーボモーターコントローラー
3時間程度で作成したコントロール基板です。
内部ファームは、詳細修正とテストで1H程度で作成できる簡単なプログラムです。
実際には簡単なファームでもテスト含めて1Hは格段に速すぎると思いますが、当方では、CPU毎にブロック化を行っている為、ブロックを組み合わせるだけで簡単にファームが作成できる仕組みを取っています。

レーザー加工機電動ガイドコントローラー
駆動部とコントロール部はこんな感じです。
ミラーの戻し忘れが無くなり、快適に使用できるようになりました。
又、レーザーを浴びせても短時間ならダメージを与えないようにする為、ミラーの後ろには、1mm厚のアルミ板を貼り付けて有ります。
レーザースイッチをONにするとミラーが飛び出し、OFFにするとミラーが格納されます。

これにより位置あわせは、ステップ上の精度として、X軸で0.1mm、Y軸で0.2mmの調整が可能となりました。

高級機では、赤色レーザーによる位置あわせは普通ですが、激安中国製では、結構画期的な精度向上方法です。

実際に市販ケースの高精度の加工が可能になりました。
かなり○です。

レーザー加工機電動ガイド外観


とりあえず、レーザー位置あわせ装置の電動化を完了いたしました。
又、変化が有りましたら追加いたします。


※このページの情報を元にして生じた損害について当方は一切関知しませんので自己責任でお願いします。 

 copyright©2011 興味のメモ帳 all rights reserved.
inserted by FC2 system