☆ スマフォ クリップレンズでパターンチェック ☆



最近、基板のパターンが良く見えず、虫眼鏡を使ってもよく見えない場合が有ります。
USB顕微鏡という手もありますが、PCが無ければ使用できないのも今一つ。
今回は、スマフォ用にクリップレンズというものがあり、これを使用すれば、どこでも接写ができるツールがそろうのでは?


 
レンズ価格299円
送料   180円
計    479円で購入しました。

安いので使えないかとも思いましたが、目当てのマクロレンズは普通に使用できます。

但し、スマフォに装着した場合、被写体から2Cmぐらいまで、近寄らないとピンとが合わない為、そこまで近づくと暗くてうまく映りません。
スマフォの照明もちょうどレンズのリング部分に隠され、光が届きません。

そこで、接写レンズのリングに取り付けて照らす照明を作成いたしました。
4個のLEDを対称に配置し、電流は3mA以下です。


光り方は右図のようになります。
中心部がスポット的に明るくなっていて、マクロ撮影には非常に都合よく仕上がりました。

クリップへの取り付け状態です。
スマフォに取り付けた状態です。
実際に当HPで紹介のSableで作成したICピッチ変換基板のでき具合を撮影いたしました。
写真はSOT361−1パッケージのIC
でピンピッチは0.65mm
Sableは0.1mmのVカッターで、ぺつページで記載の基板切削アダプターを使用して作成してあります。(この程度の加工であれば安定して切削可能です。)

ICピッチ変換基板を自分で作成できると、どんなICパッケージでも手を出しやすくなります。

こちらの写真は、SONY HX200V
で接写した画像です。
やはり接写すると暗くなる為、内臓フラッシュを使用し撮影いたしました。

マクロ用の照明が無い為、光でかなり苦労しましたが、これが限界の接写ですが、細部がきれいに出ています。



SONY HX200Vと比べると画質がかなり落ちますが、ハンダ具合の確認や、基板の出来栄えの確認では、便利に使えそうです。
もともと、虫眼鏡の代りを探していた為、これで良しとします。
千円程度のツールとしては、満足度大です。


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