一般に販売されているハンダ付けスタンドをいつも使用していましたが、少しこてに力を掛けるとずれたり外れたり、又逆側からハンダ付けをしたい場合基板を取り付けなおしたりで結構イラつきます。
作業を効率化するため、自分に合ったハンダスタンドを自作するしかないと思い今回作成いたしました。 |
ダイソーで買った料理用のターンテーブル。
直径185mmのちょうど良い大きさ。 ダイソーにはモニターやテレビ用の250mmもターンテーブルも有りますが、この用途には少し大きすぎるようです。 |
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ターンテーブルに穴を開けます。
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上にフライス盤等で使用する低いタイプの万力を板に取り付けターンテーブルにネジ止めします。
万力は手持ちの開き幅65mmの物が有りましたのでこれを使用。(国産品で結構良いものです。6000円ぐらい) 精度が悪いですが抑えるだけですので中国製で非常に安いものでも使えます。 |
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メラミンスポンジを幅に合わせて切り取り付けます。
これが有ると基板にリード付の抵抗やコンデンサを差込み万力にセットすると下から部品を抑えてくれます。 リード部品を取り付ける場合リードを差し込んだ後、線を曲げて落ちないようしてハンダ付けしますが、逆に外すときには線を曲げていると外しづらくなります。 |
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実際にはリード部品を一気に取り付けて、
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いっきにハンダ付けが出来ます。
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表面実装部品も基板をくるくる回せる為、作業しやすい状態でハンダ付けが可能です。
又、高さが80mm程度で基板の廻りに障害物が無い為、作業性がアップいたします。 実際、同じ基板を作る場合、2倍以上の作業効率が有ります。 すごく作業がははかどります。 |
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又、取り付ける部品の種類によってスポンジの厚さや堅さを数種類用意しておくと便利です。
スポンジは熱で簡単に溶けるかと思いましたが、そうでもないようです。 |
あまりに作業効率が良くなったので、実用新案を出願してみました。
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