☆ シルエットカメオを使ってリフロー用のステンシルを作る ☆



リフローの機会が増えそうなので、シール作成用に購入したシルエットカメオを使って、ステンシルを作れるか、試してみたいと思います。
elecrowでも作成可能ですが、シルエットカメオで、作れない時にお願いしようと思います。


 
右の写真がグラフテックのシルエットカメオです。

現在はシルエットカメオ2が発売されておりますが、違いは操作パネルがフル液晶になったくらいで、切断性能に変化はないようです。
シルエットカメオ
くりぬく用紙をセットする際、結構ななめに入ることが有り、ガイドが有ると便利そうなので、作成いたしました。
A4専用ですが、これで十分です。

取り外しできるように、磁石がついており、用紙を挟み込む部分に磁石を近づけ、軽く固定しています。

少し厚みのある物であれば、簡単にまっすぐロードすることができます。


シルエットカメオシルエットカメオ
基板の設計に使用するCADとしてDeshign Sparkを使用しており、これを使ってステンシル用のデータを作成する必要が有ります。

カメオでは、DXFファイルを扱えますので、ちょっと考えました。
Design SparkでもDXFファイルの出力ができますが、マスク用のデータは出力できません。
プリント基板用のガーバーファイルから、マスク用のファイルを作るしかないようです。
そこで、CADLAS VIEWERを使用しガーバーフィルをDXFファイルに変換いたします。
これをCADに読み込ませ不要な部分に修正を加え、DXFファイルとしてシルエットカメオに渡します。

私は、修正用のCAD代わりにイラストレーターを使用いたしました。

又、ステンシルの材質としてOHPフィルムを使用してみます。
厚みが0.1mmとちょうどよく、台紙を張った状態で、カットするときれいにカットできます。


シルエットカメオ
1円玉のそばの穴は1608用のマスク穴で、多少歪んでますが大きさに問題はないようです。

まだリフローの設備がないため、今回はここまで、といたします。


ステンシル


OHPシートでは、うまくいかないとの情報もありますが、バリもほぼなく使えそうな雰囲気なため、当方はこれで実験してみます。
いつになるかわかりませんが、リフローの設備が整いましたら、続きを報告いたします。


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